函館信金松風支店、60年の歴史に幕

update 2004/9/2 10:10

 函館信用金庫(函館市大手町2)は1日、松風支店(同松風町11)を閉鎖することを決めた。10月25日に本店内へ移転し、大門地区での窓口業務を終了。来年6月ごろに正式に閉鎖する。

 同信金によると、閉店は、本店が昨年10月に豊川町から大手町に移り、同支店のエリアをカバーできるようになったため。開業から60年たち、建物が老朽化し、建て替えも検討したが、駐車場のスペースを確保できない立地条件で、撤退することにした。

 同支店は、同信金15店の中で本店に次ぎ2番目に古い店。大門地区のにぎわいを受け、1945年に開店した。ただ、大門地区の沈下でドーナツ化が進み、顧客が激減。総口座数は約8000件、預金残高は約38億円と、同信金15店の中で一番取引の少ない店舗になっていた。

 同支店の業務はすべて、本店が引き継ぐ。同信金は「一部の利用者には、わざわざ大手町に足を運んでもらうことになり、不便を掛けるが、サービスはこれまで通り。これからもご愛顧いただきたい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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