ツールド北海道、3年ぶり道南開催
update 2004/9/1 11:50
日本最大の自転車ロードレース「2004ツール・ド・北海道国際大会」(財団法人ツール・ド・北海道協会、財団法人日本自転車競技連盟主催)が2001年大会以来、3年ぶりに道南各地を舞台に開かれ、熱戦を展開する。今年は9月15日に札幌市をスタート。18、19日に行われる第3、4ステージは八雲町、江差町、鹿部町、函館市など、道南各地を幅広く走り抜ける。18日には乙部―上磯町間(65キロ)、20日は上磯町内で市民参加の個人ロードレースも行われ、選手たちの熱気が道南各町を包み込む。
同レースは国際自転車競技連合の公認大会。1997年から国際大会となり、今年はアイルランド、韓国、ロシアなど6カ国の6チーム、国内から14チームの20チーム100人が道央から道南各地を疾走する。全総走行程763キロのうち、道南では404キロを設定している。道内からは実業団チームとして道地域選抜と、大学チームとして北海道大学が出場する。
9月15日に札幌市で、プロローグと呼ばれる2・6キロのタイムトライアルを行い熱戦の火ぶたを切る。17日に行われる第2ステージのゴールは長万部町駅前。選手はいよいよ道南入りをする。
18日の第3ステージは八雲町―上磯町の187・8キロ。八雲町の道開発局八雲道路総合事業所前をスタートし、道道八雲北桧山線から、同八雲今金線を通り今金町へ山越え。北桧山町から大成町に出た後は熊石町、乙部町の日本海沿岸を走行し江差町に向かう。江差町から厚沢部町へ進路を変え、国道227号の中山峠を越え大野町へ入り、道道上磯峠下線でゴールの上磯町運動公園前を目指す。
19日の第4ステージは七飯町―函館市の157キロ。七飯町役場前をスタートし国道5号を森町へ向かう。右手に駒ケ岳を望みながら砂原町、鹿部町を通り、南茅部町へ。道道函館南茅部線で函館市古川町に入り同所を左折、同レースでは初めてとなる戸井町、恵山町を走行、道道函館恵山線で函館市に戻り、ゴールの函館市役所前を目指す。
第5ステージは上磯町運動公園付近の特設コース。1周4キロを15周し60キロを走る。この周回するレース方式はクリテリウムといわれ、選手があっという間に走り抜けてしまうステージレースとは違い、周回コースを繰り返し走ることにより観衆が楽しめるようになっている。
市民ロードレースは18日、乙部町町民体育館から上磯町運動公園前までの65キロ。20日のクリテリウムコースでも行われる。
なおレース期間中、コースでは交通規制が行われ、選手が通過する時刻には2分から30分程度の一時停止が行われることもある。
提供 - 函館新聞社
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