知内中2年が市内でニラ配布し町PR
update 2004/9/1 11:49
【知内】ニラでわが町をアピール―。知内中学校(大西正光校長)の2年生はこのほど、函館市内で実施した研修旅行で、特産品のニラを市民に配布し、町のPRに取り組んだ。併せて知内町に関するアンケートも実施。反応も上々で、生徒はふるさとの大切さを実感したようだ。
今回の活動は、総合的な学習の一環。2年生58人が5人ずつに分かれ、宿泊した市内湯の川地区周辺の宿泊施設14カ所を訪問。ニラに町を紹介したパンフレットを添えて手渡した。
ニラは、JA新はこだて知内支店が、今回初めて同校に無料で提供。200束を用意して生徒に託し、生徒の活動を側面からバックアップした。
アンケートは、ホテル・旅館用と一般市民向けに作製した。ホテルの厨房(ちゅうぼう)や、スーパーの買い物客らを対象に実施。
質問は「知内と聞いて想像するもの」「知内のニラを食べたことがあるか」「知内の特産物はどれか」など7項目。
生徒は「客に出す料理に、知内産のニラを使っているホテルがあった」「知内のニラを知っている人がいた」など、思いがけない反応と認知度の高さに、喜びを見せているという。
同校2年の加藤智里さん(13)は「仕事中の人の姿を間近で見たり、知内のイメージをじかに聞けるなど、なかなかできない経験だった」などと感想を語る。
アンケート用紙は、生徒が集計し、来月末にも結果をまとめ発表する予定という。同校は「町など、協力いただいた機関に結果を提供したい」としている。
提供 - 函館新聞社
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