星野一輝君フランス名門校へバレエ留学
update 2004/8/31 10:16
岡島緑バレエスタジオ(函館市本町8)の生徒で、函館西高校1年の星野一輝君(15)が9月から、フランスへ3年間のバレエ留学をする。留学先は名門、フランス国立リヨン・コンセルバトワール。6月末に同校で開かれたオーディションに見事合格したもので、バレエに集中できる環境の下、あこがれのトップスターへの第一歩を踏み出す。
「フランスという国自体が好きだったし、岡島先生の知り合いもいるので」といきさつを話す星野君。オーディション当日は「うまい人はいたが、テクニックには自信があった」と振り返り、同行した岡島主宰も「ジャンプ力が高く評価された」と語る。
星野君は、姉の影響を受け、6歳からバレエを始めた。「母によると、自分でバレエをやりたいと言ったそうですが、覚えていません」と照れくさそうに話すが、時間の経過とともに、バレエの魅力を「きれいに踊る達成感と、成功した時の喜び」と表現するまでに。気付いた時には、すっかりバレエに没頭していた。
フランスでの生活に関しては、日常会話程度のフランス語を約1年間学んだほか、「洋食のほうが好き」と話すなど、異文化への順応もほとんど心配ない様子。「1週間に1度は手紙を書く」と家族や知人との約束も決めている。
星野君の指導にあたり、見守り続けてきた岡島主宰は「テクニックだけじゃなく、心のあるダンサーを目指してほしい」とエールを送る。
9月6日に函館を出発する星野君。「不安よりも期待のほうが大きい」と留学への意気込みを語っている。
提供 - 函館新聞社
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