函館市民オーケストラ、ユジノ市の管弦楽団と合同演奏
update 2004/8/31 10:15
函館市民オーケストラ(村本淳一団長)の創立25周年記念定期演奏会が29日、函館市五稜郭町の市芸術ホールで開かれた。今回は、函館市と姉妹都市提携を結ぶロシア・ユジノサハリンスク市から室内管弦楽団を迎えて、華麗な合同演奏を披露した。
2001年に初めて同管弦楽団を函館に迎え、02年には同オーケストラがユジノ市を訪問し、今年が3回目の合同演奏会となる。
同管弦楽団20人による単独演奏では、ロシアの作曲家、チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ第1楽章」や、日本民謡「八木節おてもやん」など4曲を演奏。曲の合間にはメンバーへのインタビューも行われ、バイオリニストのアンナ・バイラシェバさん(16)にマイクを向けると、流ちょうな日本語で「ありがとうございました」とコメント。会場は大きな拍手に包まれた。
続いて、同管弦楽団に、同オーケストラの団員とエキストラ奏者の75人が加わっての合同演奏。リハーサルは2回しかできなかったが、ノルウェーの作曲家、グリーグの「『ペール・ギュント』第1組曲作品46」と、チャイコフスキーの晩年の名曲「交響曲第6番ロ短調『悲愴』」の2曲を見事に披露。聴衆は息の合った、迫力ある演奏を聴き入っていた。
提供 - 函館新聞社
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