新公安委員長、佐原氏が会見
update 2004/8/26 10:09
函館方面公安委員長に13日付で就任した函館信金理事長の佐原正三氏(68)は25日、道警函館方面本部で記者会見し、「責任の重さを強く感じている。警察行政の執行に関して、市民の声を聞きながら職務を全うしたい」と抱負を述べた。
公安委員会の役割として、「公安委が警察を管理する意識を再認識したい。道公安委と連携を図りながら努力する」と強調。
管内の治安情勢については「全国的に少年犯罪、外国人犯罪など凶悪犯罪が増加している。函館方面管内も例外ではない」との認識を示し、警察側に「道南の安全安心のために全力を尽くしてもらいたい」と求めた。
会見には、山根繁前委員長の退任に伴い、新しい公安委員に就任した函館五稜郭病院長の高田竹人氏(59)も同席し、「公安委の仕事は警察の民主的な管理。責任の重さに身の引き締まる思い」と決意を述べた。
佐原氏は東北大経済学部卒。日本銀行函館支店長などを経て、1998年から現職。2002年7月に公安委員に選出され、現在1期目。委員長の任期は1年間。
提供 - 函館新聞社
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