空港緑地高松展望広場に双眼望遠鏡設置
update 2004/8/26 10:09
函館市はこのほど、函館空港を一望できる空港緑地高松展望広場(函館市高松町)に、双眼望遠鏡を1基設置した。離着陸する飛行機の迫力を間近に感じられることもあり、広場を訪れる子供たちの人気を集めている。
同広場は、空港南側の防音用土手の上で、空港一帯が見渡せるスポット。滑走路に見立てた遊水地もあり、週末などは子供たちでにぎわう。望遠鏡の倍率は30倍で、函館山山頂にあるタイプと同じ。無料で見られるため、順番待ちの行列ができることもある。市によると、空港環境整備協会(塩田澄夫会長)から寄付され、備え付けた。費用は総額70万円という。
今回の寄付は、同協会の空港環境対策事業の一環。空港駐車場の利益を地域に還元しており、市に1990年度から計4億円に上る助成金を拠出。本年度は、望遠鏡や市民菜園「市空港ふれあい菜園」整備などに5400万円を補助している。同協会函館事務所は「航空事業を理解していただけるよう、今後も支援していきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。