水稲作柄状況、登熟順調で「やや良」

update 2004/8/26 10:08

　農水省函館統計・情報センターは２５日、渡島、檜山両管内の１５日現在の水稲の作柄状況について、「開花、受精が順調で登熟（とうじゅく=もみの成熟具合）は良好」と発表した。

　田植え期以降の高温や、出穂、開花期の良好な天候により、作柄は「やや良」とする。

　渡島管内は、出穂最盛期（出穂済み面積割合が５０％に達した日）が平年より７日早い７月３０日だった。穂数は平年並み。１穂当たりのもみ数と全もみ数は、平年と比べると、ともにやや多い。登熟は平年並み。

　檜山管内は、出穂最盛期が平年より５日早い７月３０日だった。穂数、１穂当たりのもみ数と全もみ数はそれぞれ平年並み。登熟はやや良。

　台風１５号が２０日道南地方を通過したが、同センターは「倒伏による登熟の影響は考えなくていい」とみている。

　９月下旬に、９月１５日現在の作柄概況が発表される予定。

提供 - 函館新聞社

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