函館・サハリン経済交流団出発、市長初参加
update 2004/8/25 10:15
函館・サハリン経済交流団(団長・井上博司市長)が24日、函館空港を出発した。3泊4日の日程で、ロシア・サハリン州を訪れ、地元企業と商談し、貿易取引拡大を目指す。同団の派遣は6年ぶりで、井上市長の参加は初めて。
メンバーは、井上市長、北原善通市議会副議長、高野洋蔵函館商工会議所会頭ら行政、議会、商工会議所の17人と、一般募集した企業15社18人の合わせて35人。
同空港で行った出発式で、井上市長は「1994年の定期航路開通以来さまざまな交流をしてきたが、経済交流はいま一歩だった。今回は地元企業との個別懇談も予定している。商品、技術交流の糸口が見えることを期待する」とあいさつした。
一行は正午発のサハリン航空の臨時便で飛び立ち、25日から表敬訪問班と経済交流班に分かれ、ユジノサハリンスク市を中心に行動する。行政機関、経済団体との交流をはじめ、同市で開かれるSIGOLD(鉱物原料・エネルギー資源開発先進技術およびテクノロジーの国際展示会)、液化天然ガス(LNG)基地などサハリンプロジェクトの関連施設も視察し、27日午前に帰函する。
サハリンとの経済交流は、94年から実施しており、今回で6回目。前回は98年。
提供 - 函館新聞社
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