市「チャレンジ計画」2個人・5法人を認定

update 2004/8/25 10:15

 函館市内に拠点を設けて起業に取り組む個人・法人に市が補助金を出す「認定チャレンジ計画」の認定書交付式が24日、市役所本庁舎で開かれた。本年度は2個人・5法人が認定され、木村孝男助役から認定書が手渡された。

 2000年度から始まった同事業は、新たに創業するか創業から3年未満の個人・中小企業が対象で、市内の起業家を育て、産業の活性化を図るのが目的。補助額は計画によってAプラン(限度額500万円)、Bプラン(同200万円)、Cプラン(100万円)に分かれる。

 本年度は20件の応募があり、認定されたのはBプラン2件、Cプラン5件。道南特有のガゴメ(トロロコンブの仲間)に含まれる多糖類フコイダンなどを使った健康食品などの販売業、起業家のネットワーク構築や函館地域の情報発信を行う情報サービス業などが選ばれた。

 木村助役は「みなさんの事業が大きく成長、発展され、事業化を目指す方の励みになれば」とあいさつ。審査に当たった審査委員会の阿部成副委員長は「産業の活性化の一翼を担うと期待し、認定しました」と述べた。

 認定された個人・法人は「函館ブランドで製品を開発し、新たな雇用も生み出したい」「函館の活性化に寄与したい」など、それぞれ事業活動への抱負を語った。

 認定された個人・法人は次の通り。

 ◇Bプラン=ソフト開発業「U.I.Technology」(堀川町10、犬塚善博社長)▽製造業「バイオクリエイト」(豊川町27、高野元宏社長)

 ◇Cプラン=建設業「ライナー」(西旭岡町2、茶野佳博社長)▽物品販売業の小亀出さん(船見町6)▽情報サービス業の大久保彰之さん(昭和1)▽航空貨物代理店業「エアカーゴネットワーク」(豊川町27、大山憲一社長)▽宅配サービス提供業「よろずやいきいき」(谷地頭町22、塚本照男社長)(吉良 敦)

提供 - 函館新聞社



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