港中で「平和の木」植樹
update 2004/8/24 10:10
函館市の核兵器廃絶平和都市宣言20周年を記念した「平和の木」の植樹会が23日、函館港中学校(三島俊博校長)で開かれた。参加した児童らは戦火のない社会が続くことを願いながら、作業した。
市と「平和の木植樹を実現する実行委員会」(白鳥宏幸委員長)が22日、実施した「平和のつどい」の関連行事。節目の開催に合わせ、子どもたちが平和について考えるきっかけとして、両者が植樹会を企画した。
同つどいで「平和バザー」を行い、この売上金でヤマツツジの苗2本とイチイの苗2本を購入した。植樹会は同日、遺愛女子中学校でも行われたほか、24日も函館的場中学校、函館深堀中学校で開かれる。
市の小柏忠久総務部長や白鳥委員長、三島校長、広島市在住の被爆者、山岡ミチコさん、生徒会役員ら約20人が参加した。スコップを手に、ツツジの健やかな成長と、これからも長く平和が続くよう祈った。
生徒会長の3年、小田切麻理英さん(14)は「樹木の世話を通じ、平和を愛する心を皆ではぐくんでいきたい」と話した。
提供 - 函館新聞社
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