市民オーケストラが29日に定期演奏会
update 2004/8/24 10:10
函館市民オーケストラ(村本淳一団長)は29日午後1時半から、函館市芸術ホールで、ユジノサハリンクス市室内管弦楽団を迎え、創立25周年記念の定期演奏会を開く。本番を間近に控え、団員たちは追い込みの練習に余念がない。
同管弦楽団はプロのオーケストラ。交流演奏をするのは2001年、02年に続き3度目。演奏会では、同オーケストラの団員とエキストラ奏者が約72人、同管弦楽団からは25人が出演。グルーグの「ペールギュント第1組曲」とチャイコフスキーの「交響曲第6番『悲愴』」の2曲を発表する。このほか同管弦楽団の単独演奏もある。
特に「交響曲〜」はチャイコフスキーの晩年を飾る名作。40分を越える大作で、同オーケストラの中島真之さんが指揮を務める。村本団長は「表現の仕方が難しい曲。これまで取り組んできた曲の中でも難度が高い」と話す。
団員のほとんどが仕事と両立しながらの活動で、そろって練習するのは週に一度。それ以外は個人で責任を持ってパート練習している。また、同管弦楽団とはファクスや電話で進ちょく状況を確認しながら、本番に照準を合わせている。村本団長は「プロのオーケストラとの合同演奏は光栄なこと。来場者が喜んでいただける演奏会にしたい」と話している。
また、28日午前10時半から函館北美原小学校で、村本団長が顧問を務める北美原ドリームオーケストラと同管弦楽団との交流演奏会も予定している。入場無料。
定期演奏会の入場料は一般1000円、中学生以下無料(整理券あり)。問い合わせは村本団長TEL47・3589。
提供 - 函館新聞社
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