上半期の函館空港利用、2年ぶり前年割れ

update 2004/8/22 22:00

 函館市は、2004年上半期(1―6月)の函館空港利用実績をまとめた。台湾などからの海外チャーター便の増加が著しかったが、国内線が振るわず、利用者数は前年同月比8・6%減の94万7520人と2年ぶりの前年割れ。搭乗率は63・3%と、前年同期を同5・9ポイント上回っており、市空港課は「東京線など主要路線の減便が影響した」とみている。

 国内線を路線別でみると、メーンの東京線と大阪線(関西、伊丹)の利用者が二けた台の落ち込み。東京が同12・7%減の60万9657人、大阪が同10・8%減の11万6451人となった。名古屋線は微減にとどまっており、同0・8%減の5万9477人。仙台線は同5・0%減の9724人と1万人ラインを割った上、搭乗率も45・4%と伸びなかった。

 ビジネス客主体の道内5路線は、釧路線が同7・5%増の6946人と、前年を上回ったが、その他が前年割れ。丘珠線(札幌)は同6・4%減の7万426人、奥尻線が同22・0%減の5995人と落ち込んだ。

 国際線では、唯一の定期路線、ユジノサハリンスク(ロシア)が同12・3%増の2466人と好調。海外からのチャーター便は同3・5倍の4万8209人に上った。

提供 - 函館新聞社



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