上半期の少年非行・女子激増、低年齢化に拍車
update 2004/8/22 21:58
今年上半期(1―6月)に刑法犯で道警函館方面本部が検挙した14歳以上20歳未満の少年は230人で、前年同期に比べ44・7%の大幅増となった。このうち女子は同62・9%増の101人で、女子の増加ぶりが際立っている。
成人を含めた検挙者全体に占める少年の割合は前年より1・1ポイント減の39・5%と一定の改善を示すが、深刻な状況は依然収まらない形だ。
犯罪別では、殺人や強盗などの「凶悪犯」は2人と、前年同期より1人減少した。侵入盗や自動車盗などの「窃盗犯」が171人と同65・5%増と急増し、総数の74・3%を占めた。
年齢別にみると、15歳が51人で最も多く、次いで16歳が50人。14歳未満で刑法に触れる行為をした触法少年は24人から49人にほぼ倍増しており、犯罪の低年齢化に一層拍車がかかっている。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。