長万部と黒松内・法定協/新町は後志支庁に帰属

update 2004/8/21 10:07

 【黒松内】渡島管内長万部町と後志管内黒松内町による法定合併協議会(会長・谷口徹黒松内町長)の第3回会合が20日、黒松内町環境学習センターで開かれ、新町は後志支庁に帰属することなどを決めた。

 新町は、(1)後志支庁に帰属する(2)両町の財産、債務を引き継ぐ(3)両町一般職員を職員として引き継ぐ。職員数や給与を調整する(4)両町特別職員の身分と給与を調整する(5)郡名を山越郡とする(6)町花を「あやめ」、町木を「ブナ」とする(7)広報誌を再編して発行する―などの項目を協議、いずれも承認した。

 同法定協はすでに▽新設(対等)合併▽2006年3月31日合併を目指す▽新町名は「長万部町」▽本庁舎は黒松内町に置く―と決めている。帰属支庁を後志とする案については、7月の第2回会合で長万部の委員から「商工業者への影響が大きい」「国や道の出先機関の管轄範囲に変更が出る」などと慎重な審議を求める声が相次いでいた。

 また、同法定協はこの日、新町の議会議員や農業委員会委員の定数や任期など9項目を提案した。次回9月9日の第4回会合で協議する。

提供 - 函館新聞社



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