都市計画審、31日に産廃処理施設5カ所視察へ
update 2004/8/20 10:39
函館市都市計画審議会(会長=佐野佶房・函館工業高等専門学校教授、委員15人)は、これまで設置場所に同意してきた産業廃棄物処理施設5カ所を31日に視察する。各施設の管理者や市環境部職員に立ち会ってもらい、各施設の現状を確認する。市によると、審議後の施設を同審議会が視察するのは初めてという。
(1)クロダリサイクル(西桔梗町246、処理品目=廃プラスチック類・金属くずなど)(2)西武建設運輸(亀田中野町219、同=木くず・がれき類)(3)日本道路(陣川町33、同=がれき類)(4)猩々谷建設(東山町134、同=木くず・がれき類)(5)サンアール(滝沢町98、同=木くず、廃プラスチック類など)―の5施設。
いずれも都市計画区域内にあり、設置に当たっては、建築基準法の規定で「敷地の位置」について同審議会の同意を必要とする。5施設とも市廃棄物処理施設設置等指導要綱の基準を満たしており、同審議会は同意。道都市計画審議会での審議を経て、設置が許可された。
市都市計画課によると、委員から「現地がどうなっているのか確認したい」との声が上がり、視察を決定。佐野会長は「立地に当たって同意しており、審議後の状況がどうなっているかを確認するのも委員としての務めのひとつ」と話している。(吉良 敦)
提供 - 函館新聞社
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