地元ゆかりの小西選手、福島選手残念―アテネ五輪射撃

update 2004/8/19 10:04

 【八雲】「残念、でもよく頑張った」―。日本時間の18日午後行われた、アテネ五輪射撃競技の女子25メートルピストル予選に、熊石町出身の福島実智子選手(40)、八雲町出身の小西ゆかり選手(25)=自衛隊体育学校=が出場、福島選手は13位、小西選手は19位でともに予選通過はならなかった。惜しくも決勝進出を逃した道南ゆかりの2人だが、地元に夢を与えた大舞台での健闘にねぎらいの声が寄せられた。

 町内初のオリンピック選手誕生に沸いた、小西選手の地元八雲町では、午後3時ごろから、小西同選手の応援コーナーがある町総合体育館ロビーに後援会関係者ら約20人が集まり、インターネット上の結果で予選の状況を見守った。「映像がないので応援するのは難しかった」(町教委体育課)が、小西さんの父・敏雄さん(53)、母・寿美子さん(53)も駆け付けた。

 午後8時ごろに予選敗退が判明すると、後援会の松茂治副会長があいさつ。敏雄さんも「今回は残念だったが、次の北京では頑張ってくれるはず」と、大舞台で頑張った娘をねぎらった。

 小西選手の帰町は現在のところ未定だが、後援会事務局の同課は「2年後のアジア大会、北京五輪に向けて、引き続き町を挙げて応援していきたい」としている。

 また、福島選手が生まれた熊石町の藤村正二町長は「町ぐるみで応援していたが残念。年齢は関係ない競技なので、これからも集中力を磨いて射撃競技を続けてほしい」とのコメントを寄せた。

提供 - 函館新聞社



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