デコトラ300台が全国から集結
update 2004/8/16 12:26
車体を電飾やイラストでデコレーションしたトラック(通称・デコトラ)約300台が全国から集結した「アートトラックチャリティー大会inHAKODATE」が15日、函館市の港町ふ頭で開かれた。会場には、趣向を凝らしたトラックをひと目見ようと多くの人が詰め掛けた。
社会貢献を目指し、日本各地で活動する全国歌麿会(田島順市会長)が、桶本建郎さん(柏木町)らの誘致に応えた。20年以上の歴史の中で初の函館開催。
大会に先立ち、田島会長が「にぎやかに楽しく、大会を盛り上げましょう」とあいさつ。会場で開かれた募金やオークション、フリーマーケット、即売会などの売り上げ協力を求めた。
会場に集まったトラックは道内をはじめ、遠くは九州・長崎からも来函。色とりどりの電飾や、車体に浮世絵や有名人のイラストなどをペイントしたものまで、ずらりと会場を埋め尽くした。千葉から3日かけて来た、佐野博之さん(39)の自慢は「あこがれていた映画の中で使われたトラックをまねました」という10トン車。車体の両側にトビウオのイラストをペイントしている。
また、募金や各種イベントの収益金を、市社会福祉協議会と南北海道交通育英会に寄付したほか、歌謡ショーや民謡、踊りが会場を大いに盛り上げた。
夜にはトラック約300台の電飾が一斉にともされ、上磯町七重浜の栃木一輝ちゃん(3)は、「かっこいい」と目を見張っていた。
提供 - 函館新聞社
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