雨に負けず多彩なイベントで「夜景の日」盛り上がる
update 2004/8/14 14:17
函館夜景の日の13日、函館市内では、100万ドルの夜景に彩りを添える、さまざまな催しが開かれた。緑の島では、打ち上げ花火や光の巨大文字など、市民が手作りのイベントで、函館夜景への熱い思いを表現した。
あいにくの雨の中、緑の島サッカー場には「Peace」(平和)の巨大な光の文字が出現。同8時13分には、同島から約350発の花火が打ち上げられ、夜景を立体的に彩った。立待岬のあんどん(石川pケ木追悼の会主催)は、15日午後7時に延期された。
■夏祭り
シーポートプラザ前広場(函館市大手町)では、函館青色申告会青年部(馬場哲也部長)が「あおいろ8・13夜景の日夏祭り」を開催。午後3時半から、家族参加型のゲームやフリーマーケットが開かれ、約200人の市民が訪れた。
ゲーム優勝者には4人分の旅行が贈られるとあり、約100人の参加者は真剣な表情。雨の中、水しぶきを上げながらのスリッパ飛ばしや早食い競争に臨んだ。
■花火
「夜景の日」を考える会(佐近弘悦代表)は、市内の緑の島を舞台に活動を展開。約10人の会員が午後11時に同島に集合し、約200個の懐中電灯の位置決めに奔走した。
電灯の場所の微調整は花火打ち上げ直前まで続き、全員汗と雨でずぶぬれに。平和を願う「Peace」の巨大な光の文字が浮かび上がり、花火が上がると、拍手が沸き起こった。
■記念交信
日本アマチュア無線連盟JARLアクティブ函館ハムクラブ(岩谷敏勝会長)と100万$アマチュア無線クラブ(西川明代表)は、記念の無線交信を受け付け。12日午後11時ごろから、日本全国からの無線連絡が殺到し、6人の会員は寝ずの対応に追われた。
件数は、13日だけで1665件に上り、7月10日からのPR交信を入れると2165件に。目標の2000件を上回り、岩谷会長は「会員の連携で乗り切った」と感無量の様子だった。
提供 - 函館新聞社
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