たいこ楽団ひのき屋、ブラジルから帰函

update 2004/8/13 11:21

 函館を拠点に音楽活動を展開するたいこ楽団ひのき屋(曽我直人代表)が、このほどブラジルのノバプラタで行われた「国際民俗祭」に出演し帰函した。世界各国のアーティストらとともに、サンバの本場で自慢の太鼓演奏を披露し、聴衆を魅了した。13、14の両日には早速、石狩湾新港樽川ふ頭横の野外特設ステージで開かれる、国内最大級の野外ロックフェスティバル「ライジング・サン・ロックフェスティバルinEZO2004」へ初出演。メンバーはブラジルでの成功をステップに意欲を高めている。

 同民俗祭は7月31日から8月8日まで開催。ひのき屋のほか、地元ブラジルやチリ、スペイン、アルゼンチン、アイルランド、プエルトリコなどで活躍する音楽家が多数出演した。4000人ほどが収容できる会場で、期間中、出演者によるライブが毎晩組まれており、現地では、年に1度の大規模なイベントという。

 毎回3000人以上が来場。各出演者とも25分ほどの時間が与えられ、ひのき屋のメンバー5人は、太鼓演奏をメーンとしたオリジナル曲を披露した。観客と一体となったライブを身上とするひのき屋のパフォーマンスは、地元の観衆にも好評で、曽我代表は「1曲1曲をじっくりと聴いてくれ、こちらの『らせら』の掛け声に同調してくれるなどノリも良かった」と好印象。「他の出演者、特にアルゼンチンのタンゴには興味を持った。今後の音楽活動に生かしたい」と続けた。

 ライブ以外でも、地元の養護学校を訪れ、ワークショップを行うなど交流も深め、その様子が地元の新聞でも報道されたという。

 帰国後は、13日から始まる「ライジング・サン…」に向けて英気を養ったひのき屋のメンバー。同日午後7時から50分程度の演奏が予定されており、祭りをモチーフにした、スケールの大きい太鼓ライブを展開する。メンバーたちは「民俗祭での勢いを持続させてライブに臨みたい」と大舞台に向けて意気込みを見せている。

提供 - 函館新聞社



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