米軍機2機が函館空港に緊急着陸
update 2004/8/12 13:48
11日午前10時45分ごろ、米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機2機が燃料系統のトラブルのため、函館市高松町の函館空港に相次いで緊急着陸した。給油した上、同日午後1時すぎ、三沢基地に戻った。民間航空機への影響はなかった。函館空港への米軍機の緊急着陸は1994年10月以来、3回目。
函館空港事務所などによると、2機は同日午前、訓練飛行のため、三沢基地を離陸。函館空港上空に差し掛かった同日午前10時40分ごろ、パイロットから空港官制に緊急着陸の要請が入った。2機のうち1機の補助用の燃料タンクで、送油系統にトラブルを起こしたのが原因とみられる。
同事務所は消防車両4台を待機させ、着陸に備えた。2機は同空港滑走路に東側から着陸、合わせて3人が乗り込んでいたが、いずれも無事。当時、同空港では民間航空機の離発着がなかった。
2機は正常な燃料タンクに補給を済ませ、同日午後1時10分ごろ、函館空港を離陸した。
札幌防衛施設局によると、民間空港に米軍機が着陸するのは、日米地位協定で認められている。今月2日にも同基地の戦闘機がエンジントラブルで、青森空港に緊急着陸している。
提供 - 函館新聞社
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