道選抜入りの函商・三上が道国際ユースサッカーに出場へ
update 2004/8/12 13:46
函商高校サッカー部ゴールキーパーの三上浩平選手(2年)が、19日から22日まで札幌ドームなどで行われる2004北海道国際ユースサッカー大会(札幌市など主催)に、北海道選抜U―16の選手の一員として、道南から唯一出場する。大会ではドイツ、韓国、ブラジルの選抜チームと試合するが、三上選手は「自分がゴールを守る間は無失点に抑えたい」と、初めての外国勢との対戦に胸を高鳴らせている。
同大会は2002年の日韓共催サッカーワールドカップ(W杯)を記念し、U―16の大会として以来毎年開催。今年は日本側から、日本代表と北海道選抜、コンサドーレ札幌の3チームと、韓国・ソウル特別市、ドイツ・ミュンヘン1860、ブラジル・パウリスタFCの計6チームが出場。3チームごと2ブロックに分かれたリーグ戦と、ブロック同順位同士の順位決定戦で競う。
三上選手は大中山小3年生の時にサッカーを始め、以来ゴールキーパー一筋。昨年までは出場機会が少なかったが、「人の話を素直に聞き吸収力のある性格」(名平裕監督)で、今年、ぐんぐん頭角を現し、道代表の合宿にも参加するようになり、今回、見事代表に選ばれた。
たった1人での遠征が、精神力を磨いた。広い視野でピッチ全体を見渡し、指示を送るゴールキーパー。「知らない人とのプレーでも臆せず声が出て、どん欲にプレーできるようになった」とたくましく語る。外国人チームとの試合は初めてだが、「自分がどこまでできるか楽しみ」と意欲的に語る。
道選抜の合宿、チームの練習、試合などハードなスケジュールの中でも、着々と最終調整している。「課題のキック力を高めて見ていて安心できるプレーをしたい」と話し、大舞台に大きな闘志を燃やしている。
また、同選抜には、道南から函大有斗1年の斉藤広樹選手も選ばれたが、けがにより辞退している。
提供 - 函館新聞社
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