五島軒で黒船晩餐会
update 2004/8/11 18:29
函館市の老舗レストラン、五島軒主催の「黒船晩餐(さん)会」が10日夜、函館市末広町4の同本店で開かれ、市民ら約300人が豪華料理を味わった。
同レストランの創業125周年を記念したイベント。ことしはペリー提督の函館来航150周年の節目に当たることから、ペリーが主催した昼食会の料理を資料に基づき再現した。
資料には具体的なメニューなどが詳しく記されていなかったため、同レストランで19世紀のフランス古典料理やアメリカ料理などを加味してメニューを練った。
昼食会が船上パーティだったことを踏まえ、着席バイキング形式で行われた。会場中央のテーブルには、市内富岡町の竹島修一さん(67)が制作した、本店所蔵の黒船の模型が展示され、そのまわりに「牛肉の赤ワインソース煮」「牛舌(たん)スモーク、塩豚(ぶた)、鴨(かも)肉盛合せ」や「白身魚の白ワイン蒸 ベニス風」など16品のメニューが並んだ。
優雅な雰囲気の中、来場者は、好みのメニューを、次々と皿に盛り、席に着くとじっくりと“当時”を思わせる料理を堪能した。(鈴木 潤)
提供 - 函館新聞社
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