「夜景の日」を盛り上げよう
update 2004/8/7 17:33
8月13日は「函館夜景の日」。2000年の第10回を最後に、実行委員会を立ち上げず、いくつかの市民団体が、それぞれ独自にライトアップなどに取り組んできた。ことしは1団体が新たに参加。4団体が連携を取り、盛り上がりの気配を見せている。13日、100万ドルのきらめきが、より一層輝きを増しそうだ。
昨年まで活動を継続していたのは「函館夜景の日」を考える会(佐近弘悦代表)、石川啄木追悼の会(日下部忠一代表)、日本アマチュア無線連盟JARLアクティブ函館ハムクラブ(西川明会長)の3団体。
新しく加わるのは、函館青色申告会。同会青年部(馬場哲也代表)の設立30周年を記念し、若松町のシーポートプラザ前広場で「あおいろ8・13夜景の日夏祭り」を開催する。これまで花火を上げてきた「函館夜景の日」を考える会などと連絡し合い、当日の準備を進めている。
夜景の日は「函館の誇れる財産として、夜景の大切さを再認識する日をつくろう」と、1991年、函館青年会議所の当時の理事長・福西秀和さんが発起人になり制定。“ヤケイ”を“8・K(トランプの13)”に当てはめた8月13日の8時13分に、一年で最も輝く夜景にしようと、市内各所でさまざまな取り組みを続けてきた。
現在も行っている緑の島からの花火や立待岬の灯籠(とうろう)のほか、2000年までは、車のヘッドライトや函館空港滑走路の電灯を点滅させた。「家中の電気をつけてカーテンを開けよう」の呼びかけに答え、行動を起こした市民も少なくなかった。
実行委がなくなった2001年からは、前年までの参加団体の一部が活動を継続。連携強化について佐近さんは、「考える会になってから、新たな団体が活動に加わるのは初めて。来年以降、再び実行委が立ち上がるかもしれない」と喜んでいる。
提供 - 函館新聞社
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