4人死亡事故を受け、八雲町で大型検問
update 2004/8/7 17:32
【八雲】八雲町野田生の国道5号で3日、深川市の男性(67)が運転する乗用車が対向車線にはみ出し大型ダンプカーと正面衝突、乗用車に乗っていた4人全員が死亡した事故を受け、道警函館方面本部(角森正人本部長)と八雲署は6日、同町内浦町129の同道で大型検問を実施した。芦刈勝治道警本部長と角森本部長が督励に訪れ、ドライバーに事故防止や安全運転を呼び掛けた。
渡島支庁が3日に発令した「交通死亡事故多発警報」を受け、実施。お盆にかけ交通量が増える同所で、警戒に当たった。
道本部交通機動隊のスクランブル隊など警察職員約50人と、同支庁職員と町民ら約70人の計約120人が参加。白バイなど車両12台が出動した。
約300メートルの区間で検問と取り締まりを実施したほか、運転手に「十分に休憩を取って」「シートベルトは必ず着用して」などと懸命に声かけした。
5日現在、全道の交通事故死者数は214人(昨年比25人増)で依然、全国ワースト。道警函館方面本部管内でも18人(同5人増)と、輪禍による犠牲者は昨年を大幅に上回っている。芦刈本部長は「昨年に比べ札幌、函館方面が増加傾向にある。お盆期間中の交通死亡事故抑止特別対策などを通じ、ワースト返上に向けて力を入れていきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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