五島軒が10日に黒船晩餐会
update 2004/8/5 10:25
函館市の老舗レストランの五島軒は、創業125周年を記念し、10日午後6時から函館市末広町4の同本店で「黒船晩餐(さん)会」を開く。ことしはペリー提督の函館来航150周年の節目に当たることから、ペリーが主催した昼食会の料理を資料に基づき、可能な限り再現。「コールミート盛合せ」や「牛肉の赤ワインソース煮」など16品を提供する。
ペリーが残した「日本遠征日記」によると、船上で同提督主催の午さん会が開かれた」との記述があるという。メニューそのものの具体的な内容は書かれてなかったが、同レストランでは、推量される食材と料理をベースに、19世紀のフランス古典料理、アメリカ、イギリス料理などを勘案しメニューを作成した。
船上パーティーだったことを踏まえ、着席バイキング形式で行い、会場には、同本店所蔵の黒船の模型を展示。肉や魚、野菜、果物をふんだんに使った豪華料理で来場者を楽しませる。
同レストランの若山央専務は「当時の味と雰囲気を感じていただければ」と来場を呼び掛けている。
料金はカリフォルニアワイン、バーボンウィスキー、ワインパンチ、オレンジジュース込みで、高校生以上が3500円、中学生以下2500円。その他の飲み物は通常料金の3割引きで用意。200人限定。チケットは同本店と駅前店(若松町15)で販売中。問い合わせは同本店TEL23・1106。
提供 - 函館新聞社
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