道南四季の杜公園 開園1年で34万5000人
update 2004/8/4 10:06
昨年7月20日に第1期オープンした「道立道南四季の杜(もり)公園」(函館市亀田中野町)の開園から1年間の来園者数が、34万5000人に達した。部分供用にもかかわらず、全面利用時の目標来園者数24万人を10万人余り上回る盛況ぶり。函館市内にはテーマパークや大型遊園地など子ども向けの施設が無かっただけに、潜在的な需要を引きだしたようだ。
函館土木現業所によると、7月19日までの入園者数は34万5519人。ゾーン別にみると、子ども向けの大型遊具を配置した「野原の丘」が28万3640人、大規模な花壇がある「花の丘」が11万9539人だった。
月別では9月の5万1770人が月間最高を記録。次いで8月の5万640人、10月の4万9480人の順で、夏場のイベントや講習会などが集客を後押しした。
野原の丘は「フワフワドーム」「ネットジャングル」「ローラー滑り台」など子ども向けの大型遊具をそろえた「冒険の丘」と、自然のススキを残した「空の大地(はらっぱ)」で構成。花の丘には欧州に自生するツツジ科の「ヒース」8万株を植えた花壇(4580平方メートル)が広がり、津軽海峡や函館市街を一望できる。
函館土現企画調整室は「マチに近く利便性がいい上、函館にはこれまで子どもが遊べる場所が無かった。潜在的な需要があったのでは」と分析。「より一層親しまれる公園づくりに努めたい」と勢いづいている。
2005年春には「小川の里」「里の森」の残る2ゾーンが完成。五稜郭公園の約2・5倍に当たる総面積65・5ヘクタールが全面開園する。
提供 - 函館新聞社
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