江差タイヤ脱落事故で「新和建工」など行政処分
update 2004/8/3 10:33
江差町水堀町の国道229号で今年2月、走行中のダンプカーのタイヤが外れ、直撃を受けた幼児ら2人が死傷した事故で、道運輸局は2日、貨物自動車運送事業法に基づき、事故を起こした同町柳崎町106の運送会社「新和建工」について、車両3台を140日間使用停止にする行政処分を発表した。処分開始日は6日。
同局によると、3月と6月に行った特別監査で、(1)タイヤのハブボルトの欠損を放置していた(2)事業用自動車数の変更届け出が無かった(3)乗務員に対する指導、監督が不適切だった―ことなどの違反が判明した。
また、ダンプカーを青森県弘前市の業者から借り、新和建工にまた貸ししていた上ノ国町豊田87の砕石会社「北祥」は、車両借用を40日間禁止する処分にした。
一方、東北運輸局は同日、事故車両を所有していた弘前市の運送会社「三上砕石運輸」の車両1台を30日間使用停止にする処分を発表した。
新和建工の社長で事故当時、ダンプカーを運転していた新谷勝男被告(63)は業務上過失致死傷の罪などで起訴され、函館地裁で公判中。
提供 - 函館新聞社
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