自民党函館支部、総務会長など廃止へ
update 2004/8/1 14:24
自民党函館支部は31日、市内のホテルで定期大会を開き、役員体制の改編を決めた。党本部と同数の30に上るポストのうち総務会長や政調会長、選対委員長などを廃止し、正・副支部長、幹事長、幹事の4役職に集約した。組織のスリム化を図るのが狙いで、体制の見直しは30年ぶり。
支部長の川尻秀之道議が再任され、副支部長は総務会長の浜野幸子市議と、政調会長の白崎憲司郎市議が就任。幹事長は敦賀敬之・前市議が退任し、選対委員長の芝原広一・松本組常務が就いた。民間人が幹事長に就任するのは異例で、幹事5人すべてを民間から起用した。川尻支部長は「政治家だけよりも民意を反映しやすくなる」という。
昨年11月の衆院選で白崎、敦賀両氏が無所属新人を支援した問題について、出席者から責任を追及する声も上がったが、処分しないことで決着。ある支部幹部は「自民党では、一部の議員が造反するのは、全国で見られる現象。日々の貢献度と照らし合わせ、大人の対応をしたまで」と説明している。
提供 - 函館新聞社
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