猛暑続く道南地方、松前では過去最高の33.3度を記録
update 2004/8/1 14:24
【上磯】道南地方は31日も各地で気温が上がり、松前で1979年の観測開始以来最高となる33・3度を記録した。函館では31・9度を観測、3日連続(4日目)の真夏日となった。7月中に真夏日が4日を数えるのは15年ぶり。
函館海洋気象台よると、道南地方は高気圧の張り出しの中に入り、観測14地点のうち10カ所で真夏日を観測。このうち松前、函館を含む9カ所で今季最高を記録した。一番高かったのは今金の33・7度。
松前では午前中から気温がぐんぐんと上がり、午後零時20分に、これまでの過去最高気温だった32・6度(99年8月10日)を0・7度上回る最高気温を記録した。
函館では昨年、7月中に25度以上の夏日はなかったが、ことしは17回(真夏日含む)を計上。真夏日は25日、29―31日で、7月に真夏日が4日あったのは89年(24―26日、29日)以来。
この暑さの中、上磯町の七重浜海水浴場には午前中から大勢の親子連れらが来場。ビーチパラソルの花がそこここに咲いた。
子どもたちは水着姿になると浮き輪を抱えて駆け出し、バシャバシャと波をまたいで水中へ。まぶしい日差しが照り付ける海面で、波乗りを楽しんだり、バタ足で泳いだりしながら夏の一日を満喫した。
同気象台によると、1日の道南地方は晴れ時々曇りの予報で、引き続き暑い一日になるという。日中の予想最高気温は函館32度、江差30度。(池田比佐史)
提供 - 函館新聞社
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