ぐるり日本マラソン挑戦中の迫口さんが北海道１周達成

update 2004/8/1 14:23

　マラソンで日本１周を目指している迫口（さこぐち）克己さん（６４）=山口県光市=が３１日、北海道１周を達成し、函館市港町のフェリーターミナルにゴールした。６月４日に同ターミナルをスタート。東周りのコースで海岸沿いを走り、約１８００キロを走破した。

　ゴールした迫口さんは「まずはひと安心。行く先々で親切にしてもらい北海道は良いところ」と充実した笑顔を見せた。

　迫口さんは６４歳の誕生日を迎えた３月９日に自宅をスタート。妻・千代子さん（６１）がキャンピングカーで併走し、１週間のうち３日ほど休養日をはさみながら１日３０―４４キロをめどに走り続けている。網走では、合宿中だったアテネ五輪マラソン代表の国近友昭選手と対面し、激励したという。

　迫口さんは高校時代に長距離走を始め、以来ランニングの愛好者。市民マラソンやマスターズの大会にも出場している。

　迫口さんは「走ることが生きがい。これからもずっと続けたい」と話し、千代子さんも「夫が走っている姿は励みになる」と話す。

　迫口さんは６日から青森県でのマラソンをスタートする。日本海側のコースをたどり、来年３月ごろの帰宅を目指す。

提供 - 函館新聞社

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