8月13日に江差港マリーナで「夏の音楽祭」
update 2004/7/31 10:11
【江差】江差、上ノ国両町の音楽好きの若者らでつくる「桧山イベントサークル」(福原祐介代表)は8月13日、江差港マリーナ周辺を会場に民謡ショーやアマチュアバンドのロック演奏などを行う「2004夏の音楽祭」を初企画している。若者や町民同士の交流を進め、町の活性化を図る目的。約20人のサークル会員たちは上ノ国町豊田に間借りしたスタジオを拠点に毎夜、企画会議を開き、熱心な討論を重ねている。
スタジオには午後9時以降、その日の仕事を終えたメンバーが集まってくる。「人の動きをもっと正確に詰めたい」「テントの搬入はこの時間帯でいいのか」―。開催当日に向けて、真剣な顔を突き合わせるメンバー。会場設営や警備、機材搬入など詳細にわたる打ち合わせが続く。熱のこもった話し合いは深夜に及ぶこともしばしばという。
サークル代表の福原さんは22歳。江差追分会館で音響や舞台技術の仕事を担当している。「お盆の時期には、江差にも多くの若者が帰って来るが、遊んだり集まる場所がない。こういうことも地域の過疎化を進めると感じる。音楽祭を、帰省してくる人や地元で頑張っている人の集える場にしたい。檜山に若者が戻ってくるきっかけにもなれば」と、初めての取り組みに意気込みをみせる。
音楽祭は午後5時に第1部が開幕。江差追分会上席師匠の青坂満さん、江差追分かもめの会による民謡ショーや地元チームがYOSAKOIソーラン踊りを披露する。午後7時開幕の第2部では「CARAMEL」「LANDMARK」など、地元の若者でつくるアマチュアロックバンドが出演する。
会場では同4時にビアガーデンがオープンする。ビールなどの飲み物のほか焼き鳥や枝豆などの軽食も提供する。食券付きのチケット(1000円)は、江差町本町97のロッキーフライドチキン江差店TEL01395・2・5355、同町中歌町199の万年屋書店TEL01395・2・0112で扱っている。
提供 - 函館新聞社
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