姉弟でホシを追え!〜警察犬嘱託式
update 2004/7/31 10:11
函館中央署で30日、民間の警察犬と指導手の嘱託式が開かれ、賀川哲二署長からそれぞれ交付状が手渡された。本年度、嘱託を受けたのは警察犬7匹と指導手4人。今回は、3年連続の活動が決まったシェパードのフィフィ(雌・7才)に続き、弟のジャック(雄・7才)が初めて選出。今後の事件捜査で、そろって活躍する日も近そうだ。
優秀な警察犬を民間からも発掘するため、知内町で6月に行われた函館方面嘱託警察犬審査会に合格した犬が対象。8月1日からの1年間、道警函館方面本部管内で起きた事件の捜索などに当たる。
フィフィとジャックは一緒に生まれた7匹のうちの2匹。生後45日ほどで、別々に引き取られて以来、それぞれ飼い主の愛情を一心に受け育ってきた。2匹はともに少し緊張ぎみだったが、仕事に向け互いに意欲を燃やした様子。
フィフィの指導手の黒瀬一也さん(58)=函館=は「今までに20回ほど現場を踏んできた。やんちゃな面が少しあるが、鼻が利くので犯人追跡などで活躍できれば」と意気込む。ジャックを管理する岡部昭三さん(71)=同=は「ジャックはとても落ち着きのある利口な子。『お姉さん』に負けないよう、頑張りたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。