中体連市3連覇、元木(的場中3年)が全道大会に挑む
update 2004/7/31 10:07
中体連の全道大会の競技が今後道内各地でピークを迎え、31日から稚内市で行われる剣道大会に、函館市中体連大会で女子個人3連覇を果たした元木夕(的場3年)が出場する。函館市大会では、勝ち続けるたびに増す重圧で自らの力を高めV3を達成。一方、過去2回の全道大会では、予選リーグの壁を越えられずにいることから、「今年は絶対決勝トーナメントに進みたい」と、ラストチャンスにすべてをかける。
元木にとって、函館市中体連は勝つ大会ではなく、負けられない大会だった。初めて臨んだ1年生の時に「まさか」という気持ちのまま一気に頂点へ。続く2年時には「去年はまぐれだったと言われないように」と、しっかり連続優勝を達成。過去に例がないとされる3連覇がかかる今年も、「プレッシャーは相当あった」が、はねのけて女王の座を守った。
市大会では挑戦を受ける立場だったが、全道では挑む側。「だから思い切りできます」と潔く語る。予選リーグでは1勝はしたが、ベスト16に当たる決勝トーナメント進出は果たしていない。「今年はリーグを抜けて、少しでも勝ち進みたい」
温和な顔つきと語り口とは裏腹に、自ら「負けず嫌い」といい、「これが最後の中体連。逃げても甘えてもいられない」ときっぱり。日ごろ、男子との練習で培ったスピードある攻撃と持久力を武器に、全道の舞台に挑む。
提供 - 函館新聞社
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