江差測候所で見学会
update 2004/7/30 10:10
【江差】江差測候所(紺谷俊次所長)は29日、気象観測や火山・地震観測など、気象庁の仕事に理解を深めてもらおうと、住民に測候所の施設や観測機器を公開する見学会を開いた。夏休み中の小中学生らが訪れ、所員の説明に熱心に耳を傾けていた。
超音波で雪の深さを測定する機器では、身長をぴったり測定。訪れた親子連れは「きちんと計れるね」と納得の様子だった。
火山の熱異常を観測する「赤外線映像装置(サーモグラフィー)」は、温度の高低を画面上に映し出す。顔や腕など温かい部分は赤や黄、温度の低い部分は緑や青で表示する。氷を当てた額が低温の青色で示される様子に、子供たちは「温度の違いがよく分かるね」と、大喜びしていた。
この日は、雨、風、気温などの気象データを集める、さまざまな観測機器や、揺れの大きさを測定する震度計も公開。参加者の生まれた日の気象条件を証明する「気象カード」のプレゼントなども行われ、来場者は楽しいひとときを過ごしていた。
提供 - 函館新聞社
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