野外劇入り込み好調、観光客人気などが要因

update 2004/7/29 10:10

 市民創作・函館野外劇の第17回公演(市民創作「函館野外劇」の会主催)は全10回のうち6回を終えた。これまでの入場者数は延べ4214人、1回平均に換算すると702人で、昨年の549人を大幅に上回っている。同会では舞台全般のレベルアップに加え、観光客人気が高まったことなどを要因としており、残り4回の公演で、さらなる入場者増を見込んでいる。

 これまでの通常公演の上演日は、9、10、16、17、23、24日の6回。開幕の9日は雨天の影響もあって395人にとどまったが、17日の公演では同青年部が市内の家族ら500人を招待するなどし、1000人を突破。夏休み突入後の23、24日も好調で、2日間とも800人以上が足を運んだ。また、25日にはJTBによる買い取り特別公演も行い、800人が来場している。


 前年は6回を終えた段階(雨天で1回中止)で来場数は2744人だったが、残りの4回で4000人以上が詰め掛け、最終的には7083人(全9回)の好数字を残した。例年、来場数は後半に伸びる傾向があり、ことしもこのまま残りの4公演が順調に実施されれば、前年を大きく上回りそうだ。

 リニューアル2年目にして舞台内容が磨かれ、公演の質自体が向上したことに加え、「旅行会社による観光客の動員や、団体客の来場、商工会議所青年部による市民の招待が功を奏した」と同会。輪島幸雄理事長代行は「観光客や団体客に比べ、地元の盛り上がりがいまひとつ。これからの公演に向けて地元の観劇を期待したい」と話している。

 今後の上演日は、29、30日、8月6、7日。開演は午後7時半。問い合わせはTEL56・8601。

提供 - 函館新聞社



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