五稜郭公園で外来魚生息調査

update 2004/7/29 10:10

 函館市五稜郭公園の堀で28日、道による外来魚の生息調査が行われ、75匹のブルーギルが捕獲された。調査では、電気で一時的に魚をまひさせる方式が採られ、ショックで浮かんできた魚の中からブルーギルだけを職員がたも網で回収した。ブルーギル以外の外来魚はいなかった。

 五稜郭公園の堀では1992年に初めて、ブルーギルの生息が確認された。道内の他の水域では現在まで発見例がなく、道内唯一の生息場所とされている。

 75匹は、体重など各種データを採取したあと処分。恵庭市の道立水産孵化場で、うろこから年齢を割り出すなどの分析を行い、今後の対策に役立てる。

 道は昨年度まで、ブルーギルについては「封じ込め」を図ってきたが、生態系の変化に対する危機感を強め、本年度から「撲滅」を推進している。(後藤泰良)

提供 - 函館新聞社



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