環状列石保存で募金活動を全国展開へ
update 2004/7/27 10:16
【森】森町の鷲ノ木5遺跡で発見された道内最大の環状列石(ストーンサークル)を保存しようと、今年5月に発足した森鷲ノ木ストーンサークル研究会(夏坂幸彦会長)は、発足時から森町内で実施している募金活動を全国展開することにした。すでに郵便振替口座を開設したほか、早ければ来月から全国各地の活動団体に依頼文書を送付する考えで、夏坂会長は「ストーンサークルに関心を持ってほしい」と、協力を呼び掛けている。
同会は発足時に「ストーンサークル基金」を設け、森町の役場、公民館、警察署の3カ所に募金箱を置いている。
町が、環状列石を保存した場合に整備する資料館の維持管理費を概算で年間800万円と試算していることから、目標募金額を800万円に設定している。しかし「町民からの保存の声が薄い」(夏坂会長)ことなどから、全国に呼び掛けることにした。
同会は他の遺跡関係の活動を参考にしながら、手数料のかからない郵便振替口座を開設したほか、全国の考古学会や各地の遺跡にかかわるボランティア団体などに対し、早ければ8月上旬から依頼文書を送る方針。
募金は一定程度集まった段階で、全額、町に指定寄付することにしている。口座番号は02720―0―62974、口座名は「森鷲ノ木ストーンサークル基金」。金額は自由。
提供 - 函館新聞社
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