中央卸売市場で市民が競り体験

update 2004/7/25 15:26

 函館中央卸売市場(函館市西桔梗町)への理解を深めてもらう見学会(同市場活性化対策委員会主催)が24日、同市場で行われた。小学生から80代までの幅広い年代の市民57人が、競り体験などを通じ、設備や市場の仕組みについて学んだ。

 市場職員が現在取引されている野菜や果物の量や、価格を説明しながら案内。卸売り場では、日ごろ目にする機会のない競りや威勢の良い掛け声に、見学者からは「おおー」と感嘆の声が上がった。競り体験のサービスもあり、参加者は指で懸命に価格をアピールした。

 バナナに色を付ける倉庫「バナナ棟」では、流通経路などを学習。また、懇談会では、「タケノコの鮮度を良くして」などと要望していた。

 毎年夏と秋に開催しており、次回は10月に実施する。

提供 - 函館新聞社



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