４町村商工会、本所を恵山に設置 新名称は「函館東商工会」

update 2004/7/24 13:51

　【戸井】戸井町、恵山町、椴法華村、南茅部町の渡島東部４町村の第２回商工会合併協議会が２３日、戸井町総合センターで開かれた。合併期日を２００６年４月１日とし、４商工会のうちの１商工会が他の３商工会を吸収合併し、本所を恵山町に置き、新名称は「函館東商工会」とすることを決めた。

　４商工会の会員ら約２０人が出席。合併までの手続き期間などを考慮し、当初計画通り合併時期は０６年４月１日とした。合併方法は、資産確保などの観点から各商工会の定款に「合併するために解散できる」とする条項を加え、３商工会を解散して１カ所に集約する。どの商工会が存続母体となるかは決まっていない。

　本所の位置については、住民サービスの公平さを第一に考え、地理的に中心地となる恵山町に決定。名称は「対等な合併」の精神を前面に打ち出すため、４商工会の名称を一切使わない方針で検討。今年１２月１日に４町村が函館市と合併することを踏まえ、函館東商工会とした。

　最後に、議長を務めた戸井町商工会の尾関忠義会長は「肝心の部分が決まり、今後のスムーズな話し合いにつながるだろう。次回は立ち入った問題が出てくるので各商工会で事前に検討しておいてほしい」と要望した。

　次回は９月上旬に恵山町で開き、役員数や選出方法、事務局機構、組織体制などを話し合う。（小泉まや）

提供 - 函館新聞社

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