今年初の食中毒警報
update 2004/7/22 11:30
渡島、桧山管内で21日、今年初めての食中毒警報が発令された。同日の最高気温が28度を超えると予想されたためで、警報の継続期間は23日午前10時まで。昨年、両管内での食中毒警報は8月5日の1回だけで、今年は15日早い。市立函館保健所など4保健所は、食品の衛生管理の徹底を呼び掛けている。
発令したのは市立函館保健所、渡島保健所、渡島保健福祉事務所八雲地域保健部(八雲保健所)、檜山保健福祉事務所保健福祉部(江差保健所)。
市立函館保健所管内では今年、これまでに3件の食中毒が発生し、66人の患者が出ている。2003年は6件で患者は146人。計9件のうち8件の原因菌はサルモネラ菌だった。
他の3保健所では03年から今年これまでに発生していない。
各保健所は、食品を扱うに当たって(1)清潔(2)冷却・迅速(3)加熱―を励行するよう求めている。管内で最も発生件数が多い市立函館保健所は「食品を扱う人の手洗いはもちろん、たとえば肉と野菜のまな板を替えるなど2次汚染の防止を徹底してほしい」と話している。(吉良 敦)
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。