来年4月クラシックカー博物館オープン
update 2004/7/22 11:30
JR北海道の空き商業施設「ピアマーケット」(函館市若松町21)に開業予定のクラシックカー博物館のオープンが21日、来年4月1日に決まった。名称は「HAKODATEアメリカン・クラシックカーミュージアム」。米国産車を中心に60―70台を展示する予定で、全国屈指のクラシックカー博物館になる見通し。
地元経済界の有志でつくる運営会社「ワールドクラシックカーミュージアム函館」によると、ピアマーケットは3階建て、延べ床面積5866平方メートル。同社が所有する200台の中からえりすぐりの逸品を、年代別に1、3階に並べる。
車両は1900年代初頭の名車で、車文化の礎となった「フォード・タイプT」や、高級乗用車の代名詞「キャデラック」など“往年のアメ車”が勢ぞろい。「米国を東から西へ貫くハイウエー『ルート66』をほうつとさせる車ばかり。魅力ある施設とし、函館観光の活性化につなげたい」という。
さらに、2階には、子供向けにおもちゃの車を走らせるレーシングサーキットを整備し、各フロアに関連グッズを販売するショップやレストランなども併設。隣接する市青函連絡船記念館「摩周丸」との一体感も図る計画で、総工費は数億円に上るとみられる。
今後、エレベーターやエスカレーターの設置など、施設を改装。今冬から、車を搬入する。24、25両日に開かれる道南のクラシックカーレース「第4回トロフェオ タツィオ・ヌヴォラーリ・イン北海道・道南ステージ」の特設会場に6台展示し、来年のオープンに向け、PRする。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。