道教大函館校にオリンピック花壇
update 2004/7/22 11:30
8月のアテネオリンピック開幕を前に、道教育大函館校敷地内に五輪をかたどった花壇が造成され、ちょっとした話題になっている。五輪で北海道出身選手が活躍した際には、健闘をたたえて旗や花を新たに加える計画だ。
考案・製作したのは、同校非常勤講師の浅利政俊さん。今年は、同大の創立90周年とオリンピックイヤーにあたることから、花壇を通して五輪旗に込められた意味などを学んでもらおうと造成した。
花壇は、縦2・7メートル、横5メートルの大きさで、直径1メートルほどの輪を5つ配置。青はパンジー、黄はマリーゴールド、黒はシソ、緑はミントとレモンバーム、赤はダイアンサスを植栽し、五輪を表現した。旗の白地部分は、土壌改良剤の石灰を利用している。
場所は、厚生会館前。解説札も設置しており、浅利さんは「5つの輪は五大陸を表し、世界平和を意図している。学生たちには、オリンピックをいろいろな意味で考えてもらいたい」と語る。花壇は、同校学生らが障害児向けに開く「サマースクール」の参加児童に開放するほか、本道出身選手がメダルをとった際には、選手名を旗に書いて掲げたり、キンギョソウやマリーゴールドなど、金の名前が付いた花を植えるなどして、五輪開催を楽しむという。
提供 - 函館新聞社
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