高校野球、松前コールド負けで函館勢すべて敗退

update 2004/7/22 11:29

 【札幌】第86回全国高校野球選手権大会南北海道大会の3日目は、札幌円山球場で1回戦2試合と2回戦1試合が行われた。函館地区代表の松前は1回戦で大麻(札幌)と対戦し、0―14の7回コールドで敗れ、12年ぶり出場を白星で飾ることはできなかった。

 大麻は3回表、先頭佐藤が四球で出塁、続く蘆田の犠打が松前内野陣の敵失を誘い、1、2塁とした後、犠打で2、3塁と走者を進め、横山のスクイズで先制した。

 大麻は5回、先頭の森が左前安打と犠打で2進し、斎藤の右前打を右翼手が後逸、斎藤も一気に生還するなどし、3点を挙げた。

 続く6回は1死1、3塁から千葉が左越え適時2点3塁打を放つなど大量5点の猛攻。7回にも5連続安打などで5点を挙げた。

 松前は2回、先頭の西川が左前打で出塁、高山が犠打で進めたが後続が続かなかった。3回には1死1、2塁の好機を得たが、2塁走者増川が捕手からのけん制で刺され反撃できず、大麻のエース蘆田攻略はならなかった。

 松前の敗退により、函館勢3校はすべて初戦敗退となった。

提供 - 函館新聞社



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