桧山観光バスと北都交通が業務提携

update 2004/7/21 10:10

 貸し切りバスの桧山観光バス(本社・函館市湯川町、田中富雄社長)と、長距離・定期観光バスを展開する北都交通(同・札幌市、武田裕幸社長)は、20日までに業務提携した。桧山観光バスが22日から定期観光バス事業に参入し、北都交通の路線を共同運行する。

 北都交通函館支社(函館市高松町)によると、長距離バスと並ぶ中核事業の定期観光が、車両の都合で増便などの対応ができなかったため、昨冬、桧山観光バスに提携を打診。3月までに合意し、1日に同社が乗り合いバス事業の認可を得て実現した。

 提携するのは、定番の函館名所を回る「明治ロマンコース」や市内の夜景スポットを巡る「夜景コース」など8コース。同支店は「函館の観光入り込みが厳しい現状では大きな利用者増は見込めないが、現状の15万人は維持したい」という。桧山観光バスは「今回の新規参入で知名度が増し、主力の貸し切りの売り上げ増につながれば」と期待を寄せている。

 桧山観光バスは1970年の設立で、資本金は4700万円。従業員は51人で、乗り合いバス6台、貸し切りバス21台を保有する。北都交通は資本金2億5000万円で、50年に設立。函館支店は79年に開設しており、従業員は45人。民事再生法手続き中で、保有車両は、乗り合いバス14台、貸し切り2台。

提供 - 函館新聞社



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