全国高校放送コンクール 道南から7組出場
update 2004/7/20 10:31
23日から東京で行われる「第51回NHK杯全国高校放送コンテスト」に、道南から7組が出場する。このうち朗読部門には、函館東高校の木村梨紗さん(3年)が出場。前回大会で同校先輩が3位に入賞しており、木村さんは「できれば追いつきたい」と上位進出に意欲を見せている。
朗読部門は、小説や随筆など5つの課題作品から1作品を選択し、その中の一節を朗読する。さらに準決勝以降は、その場で渡される別の原稿も加えて技術を競う。
木村さんは、課題作品の中から山本有三の「路傍の石」を選択し、主人公の少年が母親の内職を手伝うが、逆に母親の手間を増やしてしまう場面を朗読する。
大会では、淡々としながらも、朗読した場面を聞き手にいかにイメージさせるかがポイントで、木村さんは「緊張しないで語りかけるように読みたい」と自然体を強調。顧問の坂井敦教諭も「一つのシーンを人に想像させるだけの表現力は持っている」と上位進出に期待する。
昨年の大会では、同校から出場した先輩が優秀賞を獲得。あこがれの先輩に近づくチャンスに「楽しんでベストな状態で読みたい」と笑顔で大舞台を待っている。
このほか、道南からはアナウンス部門で函館西高校の長谷部朱理さん(同)、函館白百合学園高校の北出美翔さん(同)、函館ラ・サール高校の関川貴俊君(同)が出場。研究発表部門は函館中部、テレビドキュメント、創作テレビドラマ部門では函館西高校が出場する。(小豆畑 栄)
提供 - 函館新聞社
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