森高、駒大苫小牧の壁崩せず

update 2004/7/20 10:30

 【札幌】第86回全国高校野球選手権大会南北海道大会は19日、札幌円山球場で開幕した。函館支部代表の森は第2試合で昨年の覇者、駒大苫小牧(室蘭)と対戦し1―8の7回コールドで敗れ、初戦突破はならなかった。

 駒大苫小牧は1回表、先頭打者・澤井が内野安打で出塁。悪送球の間に3進し、1死後四球で1、3塁とし、原田が中前2点適時打を放ち先制した。

 森は4回裏、先頭今野が四球と盗塁で2進し、1死後木村勇(2年)が中越え適時3塁打を放ち1点を返した。

 駒大苫小牧は5回に先頭五十嵐が投手強襲の内野安打で出塁。続く澤井の投手前犠打が1塁悪送球となり2、3塁とし、野選と適時打で3点を挙げた。7回にも暴投とスクイズで2点を奪い勝負を決めた。

 森打線は駒大苫小牧先発・岩田の早いストレートにタイミングが合わず、6者連続を含む13三振を喫した。最終回に代打攻勢で1死満塁の好機を作ったが、あと1本が出なかった。

提供 - 函館新聞社



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