少子高齢化に歯止め利かず…

update 2004/7/19 16:16

 函館市は18日までに、市内の18歳未満の人口(児童人口)が2008年に4万人台を割り込み、3万9273人になるとする推計結果をまとめた。推計したのは2005年から09年までで、児童人口は、数も、総人口に対する割合も減少し続けるとしている。少子高齢化に歯止めが利かない函館の未来像が浮き彫りになった。

 試算には、合併4町村の数字は入っていない。1995年と2000年の国勢調査の実人口データを基に計算した。市の次世代育成支援行動計画の基礎データとして活用することにしている。

 児童人口は、05年が4万2567人(対総人口割合15・4%)、06年が4万1416人(同15・1%)、07年が4万343人(同14・9%)、08年が3万9273人(同14・7%)、09年が3万8189人(同14・4%)と推計。4年間で4378人減る計算だ。総人口は、05年が27万6412人、09年が26万4431人とみている。

 年齢別でも、ゼロ歳児から5歳児(就学前)は05年が1万2735人(同4・6%)、09年が1万1098人(同4・2%)。6歳児から11歳児(小学生)は05年が1万3231(同4・8%)、09年が1万2535人(同4・7%)。12歳児から17歳児(中高生世代)は05年が1万6601人(同6%)、09年が1万4556人(同5・5%)と、軒並み減少。特に中高生世代の下落率が大きくなっている。

 2000年の国勢調査では、就学前児童が1万3321人、小学生が1万4919人、中高生が1万9862人だった。(後藤泰良)

提供 - 函館新聞社



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