函館朝市シャトルバス好調
update 2004/7/19 16:16
4月からスタートした函館湯の川温泉―函館朝市間を結ぶ無料シャトルバスが好調だ。開設当初は1日数人の利用しかなかったが、18日には100人が乗車するまでになった。運営する函館朝市協同組合連合会は、人数に応じた増便体制も整えており、「ようやく定着してきた」と手応えを感じている。
シャトルバスは、湯の川温泉の宿泊客が早朝利用できる公共交通機関がなく、朝市を訪れるには不便だったため、客足を伸ばす一環として導入した。毎日午前5時半から同9時半まで3往復運行するバスで、湯の川温泉の主要ホテル5カ所を回り、約30分で朝市に到着する。
函館観光が最盛期を迎えたこともあり、18日には初めて利用者が100人を突破。3往復では運び切れず1往復増便した。「序盤は利用者が少なく、頭を痛めていたが、今ではうそのよう。これからも宿泊状況を見定め、的確に運行していきたい」という。
函館朝市は、JR函館駅との連携を強化し、列車と朝市の食事をセットにするなどユニークな商品を企画し始めたほか、悪質な店舗との差別化を進めるため、推奨店にワッペンを配布。安心して買い物ができる市場づくりを意識し、売り上げアップに力を注いでいる。シャトルバスの好調は大きな追い風で「この勢いが続き、さらに利用者が増えてくれれば」と話している。
提供 - 函館新聞社
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