北大水産学部でキャンパスガイド実施
update 2004/7/18 15:47
北大キャンパス内のガイドを企画、運営する「北大CV(キャンパスビジット)プロジェクト」が、このほど同大水産学部(函館市港町3)に開設された。16日には、初めて市民を招き、キャンパス内のガイドを行なった。
市民に大学の活動や魅力を知ってもらおうと、学生と教職員が協力しながら運営する事業。昨年から札幌のキャンパスで本格的な活動が始まったことを受け、函館キャンパスにも立ち上げた。
この日のガイドは試験的に実施、市民ら18人が参加した。山本純也さん(3年)ら4人の学生がガイドを務め、キャンパス内にある水槽センターや実験棟、マリンフロンティア研究棟など施設を紹介したほか、魚の病気を研究する学科や乗船実習などについて説明。「購買や食堂は一般の人も利用できます」「日本を代表する著名な先生がいるんです」などと話し、参加者もあらためて関心を示していた。
キャンパス内を一通り見て回った後は、水産資料館で、五嶋聖治助教授のミニレクチャーを聴講し、ヤドカリの生態について知識を深めた。
同市桔梗町から来た白鳥久美子さん(59)は「学生がどんな勉強をしているのか―など、身近に感じることができた。一般の人も利用できる施設があり、もっと市民にピーアルしても良いのでは」と話していた。
市民向けのガイドは8月下旬から本格的に募集し行なう予定で、代表の内宮万里央さん(3年)は「興味深く聞いてくれたのがなにより。今回の試みをもう一度見直し、さらに内容を充実させていきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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